石岡駅転落事故に関する要望活動について(茨城県、JR水戸支社他)


          石岡駅転落事故に関する要望について

 

 去る1月6日にJR常磐線石岡駅で発生した、視覚障害者の駅ホームからの転落事故について、当協会では早速1月10日に現地を調査し、JR水戸支社と話し合いを持ったところです。

 今般、その結果を踏まえながら、「鉄道駅における視覚障害者の歩行移動の安全確保について」と題して、以下のとおり、茨城県やJR水戸支社等に対して要望活動を行いました。

 要望の結果、転落事故防止に効果の高いホームドア整備の必要性や声かけ・サポートの重要性について、共通の理解が得られたものと考えておりますが、JR水戸支社とは今後も協議を継続することとし、引き続き要望内容の実現に取り組んでまいります。


1.要望日:令和2年2月20日(木)

 

2.要望者

 ○ 坂場 篤視 理事長

 ○ 軍司 有通 業務執行理事

 ○ 藤枝 文江 理事

  ※ 事務局:石橋事務局長、白石係長

 

3.要望先・要望内容

 ① 茨城県

  ○ 政策企画部部長

  ○ 保健福祉部福祉担当部長

  〇 要望内容

・ ホームドア整備に関する補助制度を創設すること

・ 国補助基準(1日当たり利用客10万人)の引き下げを国へ要望すること

   ・ 声かけ・サポート運動を推進すること

 ② 茨城県市長会・茨城県町村会

〇 茨城県市町村総合事務組合

  〇 要望内容

   ・ 県要望と同趣旨

 ③ 東日本旅客鉄道株式会社水戸支社 

〇 総務部企画室長等

〇 要望内容

 ・ ホームドアを整備すること

 ・ 駅ホームに監視カメラを設置すること

 ・ 駅ホームに駅員を配置し、声かけ・サポートを徹底すること

 

  ※ 国土交通省鉄道局へは国補助基準の引き下げ要望を2月20日付で郵送により提出。